深呼吸する言葉

言葉の力

白日日記

metakit2007-02-09

■「あるある」の情報偽装事件で、放送局と番組制作会社だけが責められて、スポンサーの花王は被害者のように扱われるのはおかしい。番組が出来たのは、資金源があったからで、内容に責任を負わないスポンサーというのはありえない。「あるある」は食品業界の中で他社も羨む番組だったのだから。また、堺正章志村けんだって、被害者ではない。自分たちが何を話しているのか理解出来ないで話していたとしたら、それは人間として失格なのではないか。彼らに責任んがないとしたら、単なる言わされていた人形でしかないと言っているわけだから。この問題は、情報伝達の構造に踏み込むべきだと思う。放送局と制作会社だけがスケープゴートで終わらせると、同じ問題が繰り返される。

■「リーブ21」というのは、何なのだ。和田アキコと伸助は、何をやっているのだろう。

■偽ドル紙幣(スーパーノート)アメリカのCIAが製造している、という説が出てきた。CIAがアフリカの独裁国などへの裏金として使う分を印刷して渡し、そのドル紙幣で北朝鮮の軍事物資を購入したので、北朝鮮ルートでスーパーノートが出てきた、という説である。北朝鮮が本当に、精巧な紙幣を偽造出来る印刷技術があるのなら、その工場をアメリカは空爆するだろう。ICチップが登場した時に、ユーロはいち早く紙幣にチップを埋め込む構想を持ったが、アメリカからはそんな声は聞こえてこない。アメリカは情報偽装のプロである。自国の利益のために、なんでもやれてしまう。そんなことして豊かになって幸せか、というのが普通の日本人の感覚だろう。彼らは「勝ちか負けるか」のゲームをやっているのだ。視聴率競争と同じだ。僕たちは「幸福か不幸か」という選択肢にたって、社会運営を進めていくべきだと思う。