深呼吸する言葉

言葉の力

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

動けば、動く人が集まってくる。走れば、走る人が集まってくる。何もしない人は、何もしない人の海に沈んでいるだけ。

頼るものは自分しかなく、信じるもの友人しかいない。逆であってはいけない。

インターネットは、参加型の投稿システムと検索エンジンが本質的機能である。投稿で回答し、検索で質問する。質問する能力のない人は、インターネットの本質を使えない。

個人生活にも少量の毒が必要なように、コミュニケーションにも少量の悪意が必要である。

忘れてしまいたいことは、実は、新しい自分を発見出来る聖地だったりして。

僕は、僕の文学をやりたいのであって文学者になりたいわけではない。僕は、僕の政治をやりたいのであって政治家になりたいわけではない。僕は僕以外の何者にもなりたくない。

編集は、本当のことを更に際だたせることも出来れば、本当のことではないことをあたかも本当のように取り繕うことも出来る。すべての技術は使い方に思想と矜持が必要。

メリットとは行動の結果で判断されるものではなく、何かを行動して得られるものと、行動しないことで失うものとの差異である。

絶対的な確信なんかより、はがゆい気持ちこそが可能性の宝物。

簡単に理解されることよりも、なかなか伝えられない思いの方が、自分にとっては価値がある。

パソコンばかりに依存しないで、脳内グーグルを起動せよ。

何かの拍子に嫌いになるものは、最初から何かの拍子に好きになった程度のことだろう。

人間の能力とは、 ただ狂おしく思う力だけである。

作家の前には読者の代理人として現れ、読者の前には作家の代理人として現れるのが編集者。2つの異質な存在の間に立つ編集者は、あらゆる領域で重要な仕事になるが、その役割が見えない人にとっては価値も見えない。

まじめであることは大切だが、まじめさを、臆病の言い訳にしてはダメだ。

本を読んでいない人に本は書けないが、本を読みすぎた人も本を書けない。本を読んで本に読まれない、微妙な隙間。

雨の日の朝は、自覚していない意識の状態としての心を眺めまわすこと。

だまされたがっている人間に忠告する言葉はない。

インターネットの可能性とは、個と線と面を同時に表現すること。

体内に毒のない人間は外部からの毒に弱い。国家も同じ。

生きるとは死んでいった者の宿題をこなしていくこと。

上司に依頼されたものは業務作業、クライアントから依頼されたものは下請け業務、世の中の見えない人たちから依頼されたと信じてやるのが仕事。

どんな未来よりどんな過去より大切な現在がある。

イベントというのは事前作業が大事。集めるべき人を集められれば、当日は自然に流れていくのがイベント。そして事後のフォローがあれば、次に続いていく。

僕らはもう王国を目指さない。極楽を目指す。

文明はグローバリズムだが文化はガラパゴス。(「文明は人々に便益を与え、文化は人々にアイデンティティを与える」by林雄二郎)

若者が会社に入って組織人であることを学び、数年して若者商品のマーケ担当になると、知識では若者のことを理解していてもハートがついていけない人が多い。人の時間の流れは、一度、切断すると、回復が出来ない。組織に入っても捨ててはいけないものがある。

人に何かを頼む時は一呼吸おいて。自分の焦りを相手に伝えてはいけない。

話題を話題にするのは読者。読者のような編集者が多すぎる。本当の編集者は、新しい話題を作り出す人のこと。