深呼吸する言葉

言葉の力

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

時代に敏感な人ほど時代に流されやすい。時代の流れをなめたらあかんぞ。

自分の中に、自分以外の人の存在を感じることがある。その比率が多いほど幸せということなんだろう。

諦めないということは、その状態に慣れないということ。

大事なものは、ひ弱い。例えば生命。

ファンとは、「こちらから捨てることはあっても、相手からは決して捨てられることはない」という擬似恋愛に対価を支払うこと。

愛は地球を救うが、偽善は地球を滅ぼす。

偽物はいつも、これみよがしで、本物はいつも、何気ない。

旅行というのは、行って帰ってくるものだけど、旅というのは、もしかしたら帰ってこれないかも知れないという不安と覚悟を抱えて出ていくものである。

失うことよりも恐ろしいのは、失っていることに気がつかないこと。

他人に気合を入れたい時と、自分だけに気合を入れたい時がある。

自分が新しくなるというのは、自分ひとりではどうにもならない。

会ってる時は無意識に、会っていない時には意識的にその人を感じたい。

何事にも確信が持てない時代は狂信が流行る。

誰に会いたいのかは、会ってみないと分からんだろう。

自由な気持ちとは、自分のキャパシティを超える意志のこと。

プライドの高さと世間の広さは反比例する。

努力は淡々と。我を忘れる努力で得られたものは、努力しなくなれば失われるもの。

遠くの方ばかり見ていると目の前の壁にぶつかり、目の前ばかり見ていると遠くの世界が消えてしまう。

自分がやろうとして出来なかったことをやっている他人と出会うと、自分の範囲が広がっていく気がする。

毎日が入学式。毎日が卒業式。

個人というものはかっこ良いものではなく、だらしなく頼りないもの。しかし、その裸の個人になることからしか、新しいものは生まれない。

生きるとは何か。「やれることはすべてやる」という覚悟のことである。

今日の正しさは強情だが、明日の正しさは未熟。

肉体と一体化していない言葉は、ゾンビのように、相手を傷つけるだけで、自らは傷つきもしないし、人を傷つける痛みも感じない。

雑誌が成長するのではない。雑誌を作っている編集者が成長するのだ。