深呼吸する言葉

言葉の力

2008-01-01から1年間の記事一覧

僕らには、知らないことがある。それは例えば明日の出来事。

1年に一度くらい風邪をひかないと、鍛えられないものがある。

自分とは時の大地を流れる川。人間関係とは川と川が合流すること。流れの方向と勢いがあるはず。

知らないことが無限にあると感じることは、なんて自由なことなんだろう。

どうやら心の中にもうひとつ心があるようだ。

確信するためには願望を排除してからにするように。

毎日の「ありがとう」が言えない人は、一番大事な時の「ごめんなさい」が言えない人。

一緒にいるから友だちなのではない。一緒に企(たくら)むから友だちなんだ。

テレビは動物園。珍獣・奇獣を揃えてオリの外側から一般人が眺めて喜ぶ。

心とは肉体の重心。前へ進むためには、まず心を前へ。

消せない悲しみは、まだ消してはいけない悲しみ。

一緒に頑張ることは出来ない。頑張った人だけが一緒になれるのだから。それが21世紀。

人をヘコます言葉は自分自身を傷つける。人を元気にさせる言葉は自分自身を元気にする。

喜びとは自分の気持ちを相手に伝えられること。幸福とは伝わったことが確かめられたこと。

言葉とは一瞬前の思い出。

空気は読むものではなくて深呼吸するものだよ。

長い歴史の中で、同じ言葉でも、いろんな人がいろんな思いで使ってきたんだろうな。

クリスマスのイルミネーションが派手になればなるほど、人の心からクリスマスという日の輝きが失われる。

誰かに起きたことは自分にも起こり、自分に起きたことは誰かにも起きる。

言葉は乾いたアスファルトの上で組み立てるものではない。心の沼から発生するメタンガスのようなもの。

人は助けてくれる人を求めてはいないが、助けてくれると言ってくれる人を求めている。

私は貝柱になりたい。

僕らが時代の子なら、古い時代への親孝行も必要だ。

「言いたいことを言う」のが大切なのではない。「言うべき時に言う」ことが大事なのさ。

私は私以上には私になれない。

人間はさつまいも。おいしくふけたい。

未来は現在の延長にはない。ある場所である距離だけをジャンプしたものだけが未来に進める。

死ぬことを目的にした犯罪には死刑制度は効果ない。

過去の記憶は今の自分には必要ないけど捨てられないもの。引っ越しの時につめたまま開けなかった段ボールの箱。

死は怖い。しかし、死の恐怖を克服するのは不老不死の技術ではなく、生の喜び以外にはあり得ないのである。