深呼吸する言葉

言葉の力

2014-01-01から1年間の記事一覧

エンターティメントとは少年少女の時の想いを大人化すること。

誰にも語ったことのない過去を持たない人間は底が浅い。

若い時に無茶していなかった人はダメだね。若い時に無茶しないで、大人になってから無茶をはじめる人は、もっとダメ。

何かを100%好きなことはない。9割好きで1割嫌いならば、嫌いな1割は普段は見えない。でも時々、嫌いな1割しか見えてこなくなることがある。それは好きな9割の部分の意味を確かめる時でもあるので、無理してでも9割の部分を見るようにした方がよいよ。

何かをはじめる時は何かを捨てる時。今持ってるものを捨てても飛びつきたいものが、本当の新しさ。

他人に強いられた忙しさ以上に、自分で強いた忙しさを生きろ。

年を取ると面倒くさい人間になる人がいる。おそらく、コンプレックスや恥の意識が摩耗してきたのだろう。気をつけないと。

どんなことにも例外はある。君が例外になれ。

分かりにくい文章を書く人は、書く対象の本質が分かっていないか、たいしたことしか分かっていないので、それの照れ隠しだろう。

多様性(ダイバーシティ)を語ることが単一の価値観になっては意味がない。多様性とは語ることではなく感じることだろう。

言葉や映像は真正面の視覚から入ってくるが、音楽は90度直角の横の聴覚から入ってくる。この違いは大きい。

大事なことに気づいたら、ノートに記す。もっと大事なことに気づいたらノートには記録せずに、心に刻みこむ。

インターネットの大海に、精霊流しのように、時代の死を見送るための小さな輝きの言葉を流していけ。

新しい社会を作るとは、新しい職業を作るということ。

組織を産み出す奴と、発展させる奴と、守る奴がいる。そのあとに壊す奴がいて、また産み出す奴が登場する。能力素質と時代の流れ感覚が適合しない奴は不幸になる。

メリットとデメリットはいつも抱き合わせ販売中。

素晴らしい友だちが死ぬと、他の友だちにその人を紹介出来ない。気に入ってる飲食店が潰れると、もう友だちをその店に連れていけない。

イケメンは、骨格が基本。人生もまた、骨格がしっかりしていると、かっこいい。

人生に疲れている奴は、だいたい、周辺を疲れさせている奴。

参加型社会とは、誰もが本物のジャーナリストになるということ。抽象的な価値観や権威に頼ることなく、自分の実感と体験で事実を報告出来るようになること。

僕は保守か革新かの色分けなんてまるで興味ない。本物か偽物か、ということだけ。

真似されて悔しがるよりも、真似して悔しく、真似されて嬉しがる人間になれ。

編集というのは、著者に対しては、常に「申し訳ないけど」という気持ちで手をいれる。その気持を失って手をいれるのは二流。

勇気には2つある。振り返らない勇気と、振り返る勇気。

傘が高価だった時代は自分の傘と他人の傘の区別は厳密だったが、100円ショップの傘があふれると他人の傘を持っていっても、罪悪感は薄れる。情報の価値も似ている。

すべては違和感から始まる。違和感を感じない人は、何も始める必要がない。

話す時は、相手の目を見て話す。書く時は、時代の目を見て書く。

人の気持は分からない。それは自分の気持ちをあらいざらい出してみれば、どれだけ支離滅裂な流動体であるかを思えば分かるはず。

真正面からぶつかるだけではなく、のらりくらりとしながら、相手の体制変化を待つのも戦術としてはありだよ。

真正面からぶつかるだけではなく、のらりくらりとしながら、相手の体制変化を待つのも戦術としてはありだよ。