深呼吸する言葉

言葉の力

白日日記

metakit2004-03-03

アマゾンなどでランキングの高い本を見ていると、半分は「こうすれば儲かる」という種類の本である。これだけその手の本が売れれば、そこいら中の人が儲かると思うが、そうはならない。こういう本を買う人は永遠に儲からない。それよか、ああそうなんだ、と思ったことがある。現代においては、「いかに生きるべきか」という命題が「どうすれば儲けられるか」という命題に置き換えられているのだろう。儲かるビジネスの本は、生き方の本なのだ。だから、どの本にも、ドライなハウツーの裏側に、宗教的な精神論が薫る。