白日日記

郵政民営化反対の説明をするのに一番効果的な説明はこうだ。「郵政民営化になれば、一般企業だから消費税がかかりますよ。つまり、８０円切手に、５％の消費税がついて、実質、８４円に値上がりするわけです」と。郵政は、小沢一郎が言うように、郵便事業は国営で、その他の金融部門は段階的縮小が一番ロジカルだろう。僕は「ＮＴＴやＪＲは国営化に戻すべきだ」とずっと言ってる。郵政は一度民営化して、その上で国営化に戻すのがよい。詳しいことは、現在書いてる単行本に（笑）。ところで、竹中平蔵さん。「郵政の職員は楽だから国家公務員でいたい。民営化から逃げようとしている。そんなことを許してはいけない」と発言しましたが、それを言ったらおしまいだよ。公務員の仕事をそこまでおとしめることはないだろう。楽な仕事なんかないし、子どもたちが、公務員ってダメな仕事なんだと思ってしまうよ。公務員が駄目なんではなく、働く目的をちゃんと与えられない政治が駄目なんだから。だいたい、竹中さんだって、公務員だろうが。