深呼吸する言葉

言葉の力

白日日記

metakit2006-08-21

●甲子園野球のハンカチ王子は、ワンセグで見た。ワンセグは日常的なテレビではないな、まだ。


●携帯電話にカメラがついた時、携帯電話を契約してすぐに解約してカメラとしてだけ使う、みたいなことが言われた。ワンセグ携帯なんか、まさにそれで、このサイズのテレビがあれば、それだけで機能する。実際、使ってみたはよいけど、重たいので、別のにしたくなる。しかし、どうも、ワンセグ携帯は解約すると使えなくなるらしい。それはNHKのせいで、受信料はキャリアが一括して支払い代行しているようで、解約したら受信料を取る手だてがないかららしい。そんなアホな。個人が購入した機材を勝手に使わせないなんて、エコロジーの精神をなんだと心得るんだ。使える道具を使えなくしてしまうのだから。ならば、解約したらNHKだけ受信出来なくすればよいだけの話ではないか。


●今後、携帯電話が多機能化しパーム化すればするほど「解約後の端末機器」の活用法が問題になってくるはずだ。頭の良い人は、すでに、店舗の案内端末に、古い携帯電話を使おうと計画している。あらゆる商品にとって「アフター」が問題になってくるはずだ。


●ネットが登場して、それまでになかったトラブルを同時多発で発生させた。パソコン通信の時代に、一番感動したのは、個人と個人の喧嘩がリアルに直面出来ることだった。しかし、最近は、そういう表面的になる喧嘩は少なく、一人を多数で叩きのめすか、メールの中で人知れず殺伐とした戦いが繰り広げられているのだろう。日本人は怒りっぽいけど、すぐ忘れてしまう民族だったが、インターネットというのは、「忘れさせてくれない」メディアなのかも知れない。


●若い世代向けの「贈る言葉」を書き始めた。もともとそうだったけどますます本は遺書になっていくのだろう。


●「ソトコト」の新雑誌は「エロコト」だそうだ。