深呼吸する言葉

言葉の力

白日日記

metakit2004-11-10

昨晩は、久しぶりに、内田勝さんと会食。銀座・花蝶。タレント編集長はたくさんいるが、だいたいが単なる実務家だったり、中間管理職だったりする。講談社内田勝さんと平凡出版の木滑良久さんは、僕らの時代の憧れの編集長だった。この二人は、単なる実務家ではなく、クリエイターであった。新しい領域を切り開いたのだ。しかも、同時に、若い無名の人材を発掘し、育てあげる教育者でもあった。有名人に原稿を依頼するなんて誰でも出来る。無名の才能を認め、そういう連中を刺激し、チャンスを与えるような編集長は、もう、どこにもいない。