白日日記

■三陸海岸では「ほや」の価格が暴騰しているそうである。もともと三陸の「ほや」は日本人の需要は減っているが、韓国で人気で、韓国からフェリーで保冷車が現地買い付けに来ていたそうだ。値段は叩かれても、まとめて買ってくれるので地元の漁民は喜んでいた。日本のは肉あつで、うまいのだそうだ。今年、韓国の方の「ほや」が天候異変で大不作で、一気に買い出しが増えた。その結果、価格が暴騰し、平年の８倍になるそうだ。昔の「にしん御殿」ではないければ「ほや御殿」が出来そうだ。漁業というのも、貨幣と同じで一定量の発行枠内での相場みたいなものだから、なんか、面白いよね。こういう情報はインターネットだけをニュースソースにしてる奴には入らんよ。


■僕はへそ曲がりだから、「ネットをやってる奴なんか暗い奴だ」と言われた時代は、懸命にネットの意味を語り続けてきたが、今のように「ネットは万能の神、明るい未来への道標」みたいな感じで語られる時代になると、「嘘つけ」と言いたくなる。いやなんだよ、自分の内部からの必然性から言葉にしない奴は。