白日日記
●80年代のバブルの時代に、地上げ屋の社長から儲け方の秘訣というのを聞いた。「金を儲けたっかったら金持ちとだけ付き合え」と。しかし、バブルが崩壊して、その人は1000億近い負債を抱えた。ヒルズ族というのも同じだろう。成金が集まって金儲けの話ばかりしていれば儲かる時代というのはバブルだ。成金のやることは江戸時代から同じだ。女と酒(クスリ)とギャンブル(株とか馬とか)だ。あとは、意味もない浪費。
●戦後サブカルチャー史というのが盛んになってきた。平野謙の時代と違って、今はインターネットがあるから、知ったかぶりしたり、見てもいないことを見たというと、すぐにバレるだろう。丁寧に丁寧に事実を積み重ねる史家の登場を待つ。