白日宣伝日記

「ホリエモンへの手紙」が発売になった。

オンブック：『ホリエモンへの手紙』デジタルメディア研究所・編

これにはいろいろといろいろと思惑ありの出版だ。

１．コミュニティ・ブックという考え方。
＊ＳＮＳをはじめとしてコミュニティが乱立（乱域？）している。しかしそれでどうすんの？　という疑問を感じる。これはパソコン通信時代から分かっていることだが、ネットのコミュニティは、盛り上がった瞬間がピークで、あとはしらける。そりゃそうだ、現実の関係じゃないんだから。だから長く続くコミュニティは「みんなで盛り上がらない」ようにするか、匿名の無人称にならざるを得ない。そんなのコミュニティでもなんでもないよ（笑）

そいで、「コミュニティブック」という一つの提案をしたい。
コミュニティは数を目的とする段階が終わったら、質を追求すべきだろう。コミュニティに対して、テーマを投げかけて、それを共同で具現化するのだ。今回はたまたま僕のコミュニティ（人間関係）に「獄中のホリエモンに手紙を書こう」というテーマを出して、集まったのをまとめたのが本書だ。オンブックのオンデマンドでやるなら、皆さんのコミュニティ本をどんどん出せます。

ちなみに「魔法のｉランド」という月間８億ｐｖという、凄いサイトがあるけど、ここで「フットサルのチーム募集！」とやったら、味の素スタジアムで試合が出来るほど参加者が集まったとか。参加費払ってだよ。これがこれからのコミュニティの使い方でしょう。

２．書店販売について
＊今回、はじめて書店（リアル＆ネット書店）で販売することになった。
僕は、学生の頃から取次と付きあい始め、いくつもの出版社をやったことがあるので、出版ビジネスの怖さ（笑）はよく知ってます。まるで地雷の中を進むようなビジネスです。……おっと、ここからは、公開出来ないこともあるので、関心ある方は、そのうちオンブックの説明会にでも現れてください。